Fコードでアコギを挫折しかかっている方へ

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ギターを始めたけど、Fコードでつまづいてやめちゃった・・・

古今東西、こういった声をよく聴きます。

確かに、人差し指一本で6弦全部押さえるの(セーハーあるいはバレー)は難しいですよね。

そのお気持ちとてもよく判ります

私もギターを始めた当時は、『なんじゃこりゃ~怒』のジーパン刑事状態でしたので・・・・(笑)

ですが、せっかくギターを買って始めようとしているのに、もったいないなあ、とも思います。

ギターが弾けると音楽の楽しみ方がグッと広がりますからねえ・・・・

で、今回はそんな挫折しかかっているギター初心者の方々へちょっとした提案をさせていただきます。

  1. 慣れないうちは、Fコードは簡易形で弾き、まずはギター演奏の楽しさを知る。
  2. そして、ギターを弾き慣れてきたら、Bmから入ってセーハーに慣れ、その後Fを制覇。

です。

以下に解説します。

Fコードの構成音

Fコードの構成音は、F(ファ)、A(ラ)、C(ド)の三つです。

つまり、音を三つ鳴らせばコード(和音)として成立します。

ですから、ギターの6弦すべてを鳴らさなくてもコードとして成立させることはできるのです。

簡易形Fコード

おススメの簡易形Fコードは以下です。

1弦がF(ファ)、2弦がC(ド)、3弦がA(ラ)、4弦がF(ファ)、5弦がA(ラ)、そして6弦はミュート

1&2弦を人差し指の腹で同時に押さえて、3弦中指、4弦薬指で押さえます。

6弦ミュートは親指の腹で軽く触れる感じで・・・・。

1、2、3弦だけでも構成音は満たすのですが、4、5、6弦をすべてミュートするのはちょいと難しいので、これが一番押さえやすいかと思います。

コードには、ルート音(F)を一番低い音にするってルールも密か(?)にあるので、5弦もミュートできれば、音的には全く以て文句なしのFコードになります。

セーハーで6弦すべて鳴らした方が音に厚みが出て良いのはもちろんです。

しかしながら、それができなくて挫折するぐらいなら、セーハーを使わずに簡易形で弾けば良いと強く思います。

アコギの弾き語りをしたいのなら、正直言って簡易形だけ弾ければ十分だとすら思います。

弾き語りは、歌がメインで楽器はあくまでも伴奏なのです。

聴いている人は、歌を聴くことに集中してるので、歌メロに合ってればセーハーFだろうが簡易形Fだろうが聴いている人は気にしてないですからねえ・・・・

簡易形Fで弾き始めてもダイジョウブですよ。

弦の押さえ方にはコツがあって、弾き慣れてくるとちゃんとセーハーも押さえられるようになりますから。

セーハー制覇はBmから

最初にマスターするセーハーコードは、FではなくBmがおすすめです。

理由は1フレよりも2フレの方が、ナット(0フレットの弦が載ってる白いヤツ)から距離があり、その分弦が柔らかくセーハーがしやすいからです。

Bmでセーハーの力の入れ具合に慣れれば、あとはF克服も時間の問題。

Bmを弾き慣れると、セーハーをキレイに鳴らすには、人差し指以外の指が押さえているフレットは力入れて押さえなくて良いことに気が付くはずです。

それに気づけば、セーハーFをキレイに鳴らすためにはどこに力を入れればよいかが自ずとわかるようになります。

あとはその力の入れ方を取得するのみです。

マウントおやじの意見は取りあえず無視で(笑)

『セーハーFが押さえられなきゃギター弾けたことにならない!!』

みたいなことをしたり顔で言う頭の固いマウント好きのギターフリーク(主におっさん)を時折見掛けますけど、そんな言葉は適当に聞き流してください(笑)

初めのうちはとにかくFコードは簡易形にしてでも、Fコード入りのいろんな曲を弾いて、ギター演奏に慣れること。

そして、何よりもギター演奏を楽しむこと。

そうやってギターと触れ合う時間が長くなるほど、押さえ方のコツがわかって、自然とできるようになりますから。

私自身がそうやって来ましたから、間違いはないかと思います。

皆さんの音楽ライフがより良きものになることの一助になれば幸いです。

それでは、また(^^)/

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