大阪芸術大学通信教育部音楽学科の日々:志望動機&学生生活所感

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はじめに

早いモノで、大阪芸術大学通信教育部音楽学科に入学して2年が経過しました。

実際に学生生活を送ってみると、入学前にイメージした通りのこともあれば、そうでない部分もあり、中々面白い日々を送らせていただいております。

そこで、自身の備忘録も兼ねて日々の経験や感じた事などを、思い付くままに書き連ねて行こうと思います。

本学への入学を検討されている方やそもそも通信教育で音楽を学ぶってどいうこと?と思っている方々へのご参考になれば幸いです。

ただ、あくまでも私個人の経験談や感想になるので、モノの見方や考え方、音楽的バックグラウンドが異なると、違うと感じる部分もあると思いますし、そもそも入学年度が異なると教官が変わったりして大学の状況も変わるので、その辺はご承知の上、以後読み進めていただければと思います。

志望動機:入学を決意した理由

東日本大震災を契機に、ソロのシンガーソングライターとして活動を始めて、早くも10年が経過しました。曲創りの開始からを数えるとウン十年ですかねえ・・・(笑)

その間に数多くの楽曲を書き、世に出してきたわけですが、基本的な音楽知識は独学かつ断片的ゆえに、ここのところ主に曲(メロディ)創りに行き詰まりを感じ始めておりました。

私の場合、ギターでメロディを創ることがほとんどで、どうしても手癖のコード進行に偏ってしまい、曲数が増えてくると詞は違うけど似たような曲(メロディ)になってしまうんですよね~(^-^;
このことを自身でも感じておりましたし、他者からも指摘されることが度々ありました。

そこで、創作の拡がりを得るためにはやはりキチンと音楽の基礎を学び、今まで得た知識の整理整頓をしつつ、新たな知識をインプットする必要があると考え、音楽大学や音楽専門学校などをイロイロと調査した結果、本学に入学する決意をした次第です。

本学を選んだ理由は、(募集要項を見る限り)作品制作に関して専門的に学べると判断できたこと、学費が安いこと、通学しなくて済むこと、志望理由書のみの試験であることの四つでした。
音大出身の知人数人から聞いていた音大入試の特殊性および難易度を考慮すると、最後の理由の比重が結構大きかったと思います。

ちなみに、志望理由書について提出前にちょうど大学の入学相談会が開催されており、そこで大学職員の方に直接聞いてみましたが、『よほど変なことが書かかれていない限り通します』とのことでしたので、ほぼほぼ無試験で入学できると言っても過言ではないかと思います。

学生生活所感

楽曲創作能力を高めることを目的として入学した私の様な人間には、大変有意義で学びの多い学生生活となっています。

どういった学びがあったかをそれぞれの科目に関して具体的に書き始めると、とてつもなく長いブログになってしまいますので、それぞれについては今後逐次、本ブログにて語って行こうと思っておりますが、一言で言うならば、『音楽的視野が格段に広がったこと』に尽きると思います。

さらには、自身が今までの経験から培って来た楽曲創作に対する基本的な考えや信念が間違いではなかったことも明確になり、音楽創作者としての自信が深まったことも大きかったと思っております。

音楽『学』科です

本学は音楽『学』科であり音楽科でないことに注意が必要です。

ある教官もスクーリング授業の最初にかなりこの部分を強調されておりました。

あくまでも音楽学を学ぶところ。音楽を学問として捉えるための基礎を学ぶところである、というのが一番的確かと思います。

ですので、演奏関係の科目は一切ありませんのでそのあたりは注意が必要かと思います。

教官曰く、毎年このあたりを勘違いして入学される方が少なからずおられるとのことです。

もちろん作曲の時に楽器を使う人も居るでしょうが、DTMだけでも十分課題の作曲はできるようなカリキュラムになっています。卒業作品の発表も、DTMを使って行うので、在学中に自身の演奏を披露することはありませんでしたし、未修得の科目の内容を考えてもそれはないと思います。それゆえ、むしろ楽器が弾けないことを理由に入学を躊躇する必要はないとすら思います。

さて、長くなりましたので、本日はこれぐらいにして続きはまた次回に。
最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、また。

MASA

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