前回、初めて作曲をする際のおススメの手法(初めての作曲はスリーコードから)についてお話をしました。
ただ、残念なことにオリジナル曲をガンバって創ったのに、それ1曲で創ること辞めちゃう方も結構いらっしゃるんですよね。
正直、もったいないなあ~って思っています。
なので、今回は、作曲を始める前に心に留めて置いた方が良いと思うことについて、ちょっとお話させていただこうと思います。
いきなりイイ曲は創れない
私が声を大にして言いたいのは、
世の中で流れているような曲は、いきなり創れません!!
ってこと。
そういった曲の作曲者は、何年も掛けて何十何百と曲を創って試行錯誤を繰り返した上の結果として、そのような曲を創れるようになっているというケースが大多数だと思います。
それを考えれば、作曲したことがない、ど素人のあなたに、いきなりそんな曲創れるはずがないって思う方が賢明であることはご理解いただけるのではないかと思います。
もちろん、はじめて創ったオリジナル曲でメジャーデビューしたとか、それが大ヒットした、なんて話は確かにあります。
が、それは極めてまれで、あなたの身の上に起こることはほぼないと思った方がよいと思います。
私自身も、最初の頃に創った曲なんてお聴かせできないです(笑)
でも、そういった曲を創ってきたからこそ、曲創りを続けてきたからこそ、今のようにそれなりに他者に受け入れてもらえる楽曲を創れるようになったのです。
もちろん、多くの人に受け入れられる曲を創ることを目標にするのは技術の向上を目指す意味でも大切だとは思います。
ただ、そんなに一足飛びにはできないですから、数曲創って聴かせても誰も見向きもしないなんてことが、まあ普通だと思った方が良いと思いますよ。
まずは、自分にウケる曲を創ろう
結構多いなあって思うのは、イロイロと勉強して一生懸命創って、他者に聴いてもらったけど、あんまりウケが良くなくて、イヤになって、創ること自体を辞めちゃうパターン。
私の周りでも、本当にこれ多い・・・・・(;一_一)
もちろん、創ってみたけど創ること自体が楽しくないと感じたならば、それは嗜好の方向性がオリジナル曲創作の方に向いていないということなので、そういった方は辞めて正解です。
人生は短いですから、また別の何かに時間と情熱を向けた方が賢明だと思います。
ですが、作曲自体はワクワクして楽しかったけれど、他者にウケないと創る意味がないと思い込んでしまっている人。
そういった人が辞めてしまうのは、本当にもったいないと思います。
創り続けて行けば、少なくとも自分好みの曲、自分の心に響く曲は創れるようになります。
自分好みの曲が創れるようになると、他者にウケるかどうかなんて二の次三の次になり、オリジナル曲を創って歌うこと自体が本当に楽しくなります。
そうなると、自身の音楽活動の幅が大きく拡がるだけでなく、音楽に対する考えや楽しさも一層拡がってゆくようにもなるのですから。
それに、面白いモノで、ウケを狙って創っている内は全然ウケなくて、自分が楽しめれば良いと思考を変えて(開き直って?)、楽しみつつ創ったオリジナル曲が、(予想に反して?)他者にも受け入れられたりします。
これはおそらく、アートプランニングの回(アートプランニング①)でもお話しした様に、他者のウケを狙っている内は、自分をさらけ出した作品になっていないからだと推察しています。
ですから、楽しみつつ自身の心に響くモノ、自身が歌って心から楽しめるモノを創れるように続けてみてください。
きっと新しい境地に到達できると思います(^^)v
自身の想いのこもった自分好みの自作曲を人前で心を込めて歌うのは、本当に楽しいです。
さらに、それに共有共感共鳴共振してくださる方がいらっしゃると、楽しさ爆増です。
千里の道も一歩から
そして
継続は力なり
です。
あなたの音楽活動がより一層充実することを祈念しております。
ということで本日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また。
MASA
コメント