真理子

人波に紛れて
息を切らせ走るおまえ

後姿に
さよならを言った

もう若くない
二人の愛は

終着駅に
向かっていたのかもしれない

でも僕は夢を
捨て切れやしないし

そんな僕に明日を
おまえは預けてくれたけど

真理子おまえだけ
ここに置いて行くよ

二人の夢積み上げた
あの部屋に

僕の行く道は
おまえに辛過ぎる

今なら間に合うよ
幸せに

駅のホームから
見渡す街の明かり

二人の思い出
心に写す

もしも出会いが
もう少し早ければ

二人何かが
違っていたのかもしれない

でももう遅い
遅すぎるんだ

二人で築く幸せ
もう僕には見えない

真理子おまえなら
幸せになれるよ

泣くだけ泣いたなら
忘れておくれ

男のわがままと
おまえは思うだろう

だけどいつかはきっと
わかってくれるよね

真理子おまえには
男として何も

できなかった僕を
許しておくれ

おまえの幸せを
心から願うよ

最後におまえのために
さよならを
さよならを

さよなら真理子

Words & Music by MASA
Arranged by Bronze Works

※1st Album『明日(あした)へ』収録曲
音源ダウンロード:レコチョク(『明日(あした)へ』/MASA)

Copyright © 2011 MASA

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