僕らがいた夏

焼け付くような日差しとセミの声
虫取り網 裏山の秘密基地

お気に入りの麦わら帽 流れ落ちる汗
そして抜けるような笑顔たち

いつでも僕らは一緒だった
陽が落ちるまで駆け回っていた

そして夕焼けを共に見つめて
心をときめかせていたよね

あの頃の思い出の中に
忘れ物をしてはいないかな

少年の頃のピュアな気持ちで
育んだ仲間との絆を

幸せ溢れていたのはなぜ
隣に仲間が居たからだよ

祭り太鼓の響きと裸電球
あんずアメざわめきと人の波

大空舞い上がる彩り花火
歓声ととびきりの笑顔たち

あの頃の僕らは何気もなく
同じ時刻(とき)を歩んでいた

そして夜空に輝く星を見つめて
互いの夢語り合ったよね

あの日見た夢の世界が今
僕らの目の前にあるのかな

未来に向かいがむしゃらに
頑張った思い出と共に

頑張って来れたのはなぜ
あの日の笑顔たちがあったから

いつか年を重ねた時に
きっと気付くことだろう

夢を掴むことも大事だけれど
もっともっともっともっと
大切なモノに

あの頃の思い出の中に
忘れ物をしてはいないかな

少年の頃のピュアな気持ちで
育んだ仲間との絆を

幸せ溢れていたのはなぜ
隣に仲間が居たからだよ

もう一度思い出してみようよ
ホントの仲間がいる幸せに

Words & Music by MASA
Arranged by Bronze Works

※2nd Album『僕らがいた夏』収録曲
音源ダウンロード:レコチョク(『僕らがいた夏』/MASA)

Copyright © 2012 MASA

タイトルとURLをコピーしました